第30回日本肝がん分子標的治療研究会

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当番世話人挨拶

会長 加藤 直也
(千葉大学大学院医学研究院 消化器内科学)

このたび、第30回肝がん分子標的治療研究会を2024年(令和6年)7月26日(金)・ 27日(土)に開催することとなりました。
肝がん分子標的治療研究会は2010年、経口マルチキナーゼ阻害剤であるソラフェニブが承認されるタイミングで発足した研究会であり、本回は30回目の節目の会となります。
ソラフェニブの誕生以後、2017年のレゴラフェニブの登場までには時間がかかりましたが、以後着々と薬剤が増え、現在では、アテゾリズマブ・ベバシズマブ併用療法に加え、デュルバルマブ・トレメリムマブ併用療法、デュルバルマブ単剤治療も承認を受け、8種類のレジメンが使用可能であります。他癌腫同様、いよいよ肝がんも複合免疫治療の時代に突入したことになります。
開催時期はデュルバルマブ・トレメリムマブ併用療法承認の翌年であることを考慮し、本会のテーマは「新時代を迎えた肝がん治療の行く先」と設定しました。肝がんを専門とする研究者が一堂に会し、基礎・臨床双方の観点から様々な討議を重ね、新たな免疫治療・分子標的治療の面白さと重要さを再認識できるような、また、肝がん治療の未来を切り開くような学術集会になることを祈念しております。
本会議を主催するにあたり、医師・研究者はもとより、医療の充実・発展に尽力されている医療機器や医薬品メーカーの皆様にとりましても、実りある会となりますようプログラムを充実させる所存でございます。

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